

作りおき「ゆで豚」が大活躍!
回鍋肉の“回鍋”とは中国語で「鍋に戻す」、つまり「(一度加熱した食材を)鍋に戻して再び加熱する」という意味があり、本来の作り方は、塊肉をゆでてスライスしてから鍋で炒めて仕上げます。
塊肉をゆでるなんて大変そうと思いがちですが、実は30分ゆでるだけのほぼ“ほったらかし調理”。あらかじめ作りおきしておけば、当日の調理は手早くできて楽チンです。
そんなゆで豚で作る回鍋肉は、存在感のある肉の食感が魅力(ページ上部の3枚目の写真がゆで豚で作った回鍋肉)。一度ゆでて適度に油が抜けているので、肉が締まってしっかりした食感になります。また、油の多い豚バラ肉でもあっさりヘルシーに食べられるのも魅力。肉を炒める時は、鍋肌に貼り付けるように並べ、両面をカリッと焼きつけるのがポイントです。
ゆで豚の作り方
【材料】
豚バラ肉(ブロック)……500g(鍋に入るよう半分に切る)
長ねぎ(青い部分)……1本分
しょうがの皮……2枚
酒……50ml
【作り方】
(1)鍋に全材料を入れ、かぶるくらいの水を注いで強火にかける。
(2)沸騰したらアクを取り、蓋をして弱火で約30分ゆでる。竹串を刺して透明な汁が出てくればOK。ピンク色の汁ならもう少し加熱する。
(3)火を止め、粗熱が取れるまで蓋をしたまま冷ます。
【保存方法】
長ねぎとしょうがを取り除き、容器にゆで汁ごと入れて保存。日持ちは冷蔵庫で約1週間。冷凍する場合はゆで汁と肉を分ける。ゆで汁はスープに、表面に浮いてきたラードは炒めものなどに利用できる。

ゆで豚で展開料理
ゆで豚は回鍋肉だけでなく、いろんな料理に展開可能。多めに作っておけば、普段の夕飯やお弁当などに大活躍することうけあいです。たとえば、写真の「ゆで豚の甘辛ねぎだれ」は、スライスしたゆで豚にタレをかけるだけですが、これだけで立派な主菜に。タレは下記の材料を混ぜ合わせるだけ。雲白肉のような甘辛い味付けで、思わずご飯がすすみます。
甘辛ねぎだれ
醤油……小さじ4
酢……小さじ2
砂糖……小さじ2
香港ラー油……小さじ1
長ねぎ(みじん切り)……30cm

香港のソウルフード「ラードご飯」
ゆで豚を作った時にできるラードも、立派に料理に活用できます。油の代わりに野菜炒めに使えば、コクとうま味が出てお店のような味わいに。写真のラードご飯は、昔懐かしい香港のB級グルメ。ご飯にラードをのせて醤油をたらし、よく混ぜていただきます。自家製ラードだからこそ味わえる、コクとうま味がなんともいえません!
内容量 | 140g(70g X 2袋) 3〜4人前が2回分 |
サイズ | W115×D25×H155mm |
原材料 | 甜麺醤(中国製造)、しょうゆ、植物油脂、水あめ、老酒、にんにく、豆板醤、清酒、ラー油、砂糖、チキンパウダー、食塩/カラメル色素、増粘剤(加工デンプン、キサンタンガム)、アルコール、酸味料、調味料(アミノ酸等)、香料、香辛料抽出物、(一部に小麦・ごま・大豆・鶏肉を含む) |
アレルゲン | 小麦、ごま、大豆 |
栄養成分表示 1人前(17.5g)当たり |
エネルギー 49kcal、たんぱく質 0.7g、脂質 2.8g、炭水化物 5.2g、食塩相当量 0.9g(この表示値は目安です) |
賞味期限 | 製造日より1年 |
保存方法 | 直射日光を避け、常温で保存 |
配送方法 | 宅配便(常温) |

- 50代
- 男性
- 2020/10/14 22:36:30